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ローカル線

意外と速いローカル快速「最上川」、陸羽西線の乗車記【車窓の左右など】

陸羽西線は奥羽本線の新庄駅と、羽越本線の余目駅あまるめとを結ぶ山形県の路線です。沿線の見所である最上川に導かれて、新庄盆地と庄内平野を繋ぎ、「奥の細道最上川ライン」という愛称でも知られています。短い路線ではありながら、「緩ー急ー緩」の3部形...
ローカル線

飯田線を普通列車で7時間全線完乗、秘境と山岳の旅【車窓の左右・混雑や見所など】

飯田線は東海道本線の豊橋駅(愛知県)と、中央本線の辰野駅(長野県)を結ぶ路線です。元は4つの私鉄から成るのを戦時中に国有化したので、地形に忠実に線路が建設されており、天竜川の谷やアルプスの山々の車窓を存分に楽しむことができます。 飯田線を4...
幹線

時代に翻弄される石炭輸送線、筑豊本線全区間の乗車記【車窓や設備の見所を解説】

筑豊本線は若松駅から折尾駅・直方駅のおがたを経て鹿児島本線の原田駅はるだに至る路線です。1950年代までは筑豊炭田の石炭を輸送する重要な役割を果たしましたが、エネルギー革命以降は複線化された設備も手持ち無沙汰となり、枝分かれする支線の多くが...
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ローカル線

快速シーサイドライナーで行く、大村線の乗車記【車窓・絶景区間について】

大村線は長崎県の早岐駅はいき(佐世保線)と諫早駅いさはや(長崎本線)を結ぶローカル線です。この路線の特徴は何と言っても大村湾沿いの車窓が優れていることです。西九州新幹線開業を控えた2022年3月、諫早駅から早岐駅まで大村線の列車に乗りました...
幹線

ゆふいんの森と普通列車で行く、久大本線の乗車記【旧豊後森機関庫や車窓について】

久大本線は鹿児島本線の久留米駅(福岡県)と日豊本線の大分駅を結ぶ路線です。途中にある日田や由布院は観光地としてもよく知られています。 久大本線を運転系統に従って3つの要素に分解すると じわじわと高度を上げながら由布院盆地に至る、大分~由布院...
九州の車両

【歴代車両と座談会】時代を越えて九州を彩る個性豊かな特急列車たちの歴史

九州には魅力的な特急車両が揃っています。私が議長を務め、彼らとの座談会を通じて、戦後の九州を走る特急列車の歩みを振り返ります。 2022年3月某日、博多駅にて 議長:本日はお忙しい中、お集まりいただきありがとうございます。今回は九州内で活躍...
ローカル線

夏井川渓谷の車窓が魅力、磐越東線(ゆうゆうあぶくまライン)の乗車記【郡山→いわき】

磐越東線は常磐線のいわき駅から東北本線郡山駅に至る路線です。つまり、福島県の浜通り(太平洋側)と中通り(県中央部)を東西に横断し、その間に阿武隈高地あぶくまこうちを越えます。磐越東線の車窓の見所としては、山越えの途中にある夏井川渓谷が挙げら...
私鉄

リゾート21展望席で行く、相模灘の絶景が楽しめる伊東線・伊豆急行線の乗車記

伊東線は熱海駅から伊東駅まで、それに続く伊豆急行線は伊東駅から伊豆急下田駅へと南下する路線です。沿線は関東に近い行楽地・温泉地として知られており、観光列車が昔から運転されてきました。また、列車からの相模灘の車窓も綺麗なので、沿線の観光はもち...
東日本の車両

「サフィール踊り子」E261系とその時代【個室・プレミアムグリーン車の車内や座席など】

観光輸送に特化した「サフィール踊り子」 踊り子シリーズの進化 東京から熱海・伊豆半島へ向かうお馴染みの特急電車、「踊り子」が登場したのは1981年。新製された185系は普通列車にも使えるというコンセプトで、特急型車両としてはいかにも格落ちな...
幹線

特急すずらんと普通列車で行く室蘭本線の乗車記【石炭貨物輸送から北の回廊「海線」へ】

室蘭本線は長万部~東室蘭~苫小牧~岩見沢、及び東室蘭~室蘭の路線です。このうち「海線」と呼ばれる長万部~苫小牧は特急列車が頻繫に走る幹線ですが、その先は普通列車しか走らないローカル線の雰囲気です。全線に渡って歴史がしみこんだ室蘭本線ですが、...
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