特定の路線に拘らず、観光旅行の道中も含めた、純粋な鉄道による「移動」の記録です。

E257系5000番台「あずさ」、半室グリーン車の乗車記【2023年5月】
中央本線(東線)の特急「あずさ」「かいじ」は、基本的に全てE353系で運転されています。しかし、多客期のみ運転される臨時の「あずさ」の中には、一昔前のE257系のリニューアル編成が使われるものもあります。2023年のゴールデンウイーク終盤に...

鳥取~新山口そして九州へ、特急「スーパーおき」5時間半の乗車記【車内・車窓など】
かつて「偉大なるローカル線」と讃えられた(揶揄された?)山陰本線。そんな古色蒼然とした山陰本線のイメージを払しょくする列車が特急「スーパーおき」です。風光明媚な単線非電化の路線を振り子式気動車が高速で駆け抜け、終着の新山口駅では新幹線にも連...

大阪から鳥取へ、特急「はまかぜ1号」の乗車記【車内・車窓の左右など】
特急「はまかぜ」は大阪駅から播但線(姫路~和田山)経由で山陰本線を走る列車で、うち1往復は鳥取駅を発着します。この列車の特徴は、瀬戸内海・日本海という2つの海を両方見ることができる点です。また、姫路城・竹田城跡・城崎温泉といった兵庫県の著名...

E257系の特急「草津・四万」で上野駅発長野原草津口駅へ【車内・車窓など】
上野から高崎を経て草津温泉の玄関口の長野原草津口へと至る特急「草津」。2023年3月のダイヤ改正で、車両が新しくなると共に列車名も「草津・四万」に変更されました。3月下旬のお昼時、生まれ変わった温泉地行きの特急列車に乗って、上野駅から終点の...

石北本線のキハ283系、特急「オホーツク」で札幌から網走へ【車内・車窓など】
かつて特急「スーパーおおぞら」にデビューして以来、最高性能を誇る気動車として気を吐いたキハ283系。2022年に「おおぞら」の運用から外れ、そのまま引退かと思われていましたが、2023年3月に石北本線特急「オホーツク」「大雪」として現役復帰...

北陸新幹線はくたか&特急しらゆき乗り継ぎ、長野から新潟へ3時間の旅【車内・車窓など】
豊かな自然とそれらが織りなす文化が我々の心を誘う信越地方。長野・北陸と新潟との間に直通列車はありませんが、北陸新幹線と特急「しらゆき」を乗り継いで行くことができます。途中には海あり山あり盆地あり、と様々な景色を楽しむことができる魅力的なルー...

東京から仙台へ4時間半、特急ひたち3号に全区間乗車【車窓や車内など】
東京から仙台へは新幹線「はやぶさ」で約1時間半で着いてしまいます。東北地方も近くなったものです。実は仙台行きの鉄道ルートにはもう一つあり、それが今回紹介する常磐線経由の特急「ひたち」を利用する方法です。常磐線は海沿いを走るので、特に北半分は...

【信越亜阿房列車】特急「あずさ」と「しなの」を乗り継いで東京から長野へ
首都圏から長野へは北陸新幹線で1時間半程度で行くことができます。しかし、敢えて在来線経由で、特急「あずさ」と「しなの」を塩尻駅(または松本駅)で乗り継ぐ行き方も、快適に車窓を楽しむことができるルートです。今回は2023年2月上旬に同行者1名...

わかしお・しおさい利用、春の房総半島を鉄道で一周する
千葉駅を起点として内房線と外房線に乗って房総半島を一周しました。このルートは東京から近いにもかかわらず、南国のような風景を楽しむことができるのが特徴です。だんだんと春らしさが感じられ始めた、そしてまだ日本が比較的穏やかだった3月中旬の、良好...

【札幌~釧路間の乗車記】とかち&おおぞらで根室本線と石勝線の車窓と駅弁を堪能する
札幌から釧路までの鉄道移動では、南千歳経由の石勝線回りが一般的です。このルートは札幌の都市部と郊外を通り空港アクセスも担う、活気ある千歳線手つかずの原野を近代的な技術で見事に克服した、ダイナミックな石勝線多彩な姿を見せつけてくれる道東の自然...