2020-03

幹線

国境のトンネルを抜けて雪国へ。初春の上越線乗車記【車窓・見所や駅弁について】

上越線は群馬県の高崎駅から上越国境を越えて長岡の一つ手前、宮内までを結ぶ路線です。この路線の魅力は何といっても、関東平野から徐々に山や谷に入り、国境のトンネルを抜けた先に別の世界が広がるという、ドラマチックな展開にあります。2020年3月上...
東日本の車両

大人の表現を磨いた踊り子、E257系とその時代【普通車・グリーン車の車内など】

首都圏の標準型特急電車 中央本線「あずさ」「かいじ」に投入 E351系初代「スーパーあずさ」の最終列車。仕事を早めに切り上げて新宿駅で撮影。 中央本線(中央東線)ではJR化後にフラッグシップ列車としてE351系「スーパーあずさ」が運転されて...
東日本の車両

東京駅地下に響くしおさい、255系とその時代【普通車・グリーン車の車内や座席など】

房総ビューエクスプレス登場 「特急」の概念を変えた房総特急 房総地区に特急が走り始めたのは、房総環状線(これを機に房総西線と房総東線は、現在の内房線と外房線と改名される)の電化が完了した1972年の7月でした。また、現在総武線快速が走ってい...
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幹線

祝!全線再開、特急「ひたち」&普通列車で常磐線上野~仙台を走破【車窓・駅弁など】

2011年の東日本大震災より9年。最後まで不通区間となっていた富岡~浪江間の復旧により、常磐線は2020年3月14日に全線再開しました。その数日後、早速普通列車と特急「ひたち」に乗って東京から仙台までを常磐線で往復しました。なお本記事で収録...
東日本の車両

仙台行きひたちは復興の象徴、E657系とその時代【普通車・グリーン車の車内など】

常磐線特急に新型車両 651系譲りのスマートな車両 常磐線特急列車は651系「スーパーひたち」とE653系「フレッシュひたち」で運行されていましたが、途中停車駅が少ないうえにグリーン車も連結されている「スーパーひたち」の方が、古い車両である...
西日本の車両

逆風に立ち向かうはまかぜ、キハ189系とその時代【普通車の車内や座席など】

「はまかぜ」の新型車両 山陰本線でも進むディーゼル特急の世代交代 山陰本線で長らく使用されてきた国鉄型のキハ181系も、2001年のキハ187系の登場によって運用範囲は大幅に狭まり、2005年に益田~小倉間の特急「いそかぜ」が廃止されてから...
東日本の車両

新潟でついに実ったいなほ、E653系とその時代【普通車・グリーン車の車内や座席など】

「フレッシュひたち」でデビュー 常磐線485系を置き換えた「フレッシュひたち」 E653系は常磐線に残った国鉄型485系の置き換え用のため、1997年に登場した車両です。それまでは速達型の651系による「スーパーひたち」と、停車駅の多い48...
新幹線車両

生え変わったつばさ、E3系とその時代【普通車・グリーン車の車内や座席など】

秋田新幹線「こまち」誕生 二代目ミニ新幹線 「こまち」用のE3系 E3系は1997年に、盛岡~秋田間の在来線を改軌した秋田新幹線用の車両として登場しました。最初のミニ新幹線である山形新幹線には最高速度240㎞の400系が使われていましたが、...
西日本の車両

しらさぎの卵から生まれたこうのとり、289系とその時代【グリーン車の車内や座席】

683系を改造した289系 新幹線の延伸で北陸本線特急の運転体系が一変 沿線に福井・金沢・富山などの都市を持つ北陸本線は、大阪からは「サンダーバード」(かつては「雷鳥」「白鳥」もあった)、名古屋からは「しらさぎ」、そして東京からの上越新幹線...
西日本の車両

波立てぬくろしお、草食化したこうのとり、287系とその時代【普通車・グリーン車の車内や座席など】

関西の標準型特急車両 基本設計は既存車両を踏襲 287系はJR西日本が2011年より営業運転を開始した直流型の特急電車です。車体構造や客室などは「サンダーバード」「しらさぎ」などに使われている683系をベースにしています。見た目は683系と...
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