2019-11

ヨーロッパ鉄道

【コソボ鉄道の旅行記】プリシュティナからペヤとスコピエ(未遂)を目指す

コソボの鉄道事情 路線は2つのみ 2008年に独立を宣言したコソボでは、ヨーロッパ時刻表で確認できる限り2つの鉄道路線のみが旅客営業しています。まずひとつは首都プリシュティナからペヤに至る、東西に跨る路線です。この路線は1日に2往復の列車が...
ヨーロッパ鉄道

北マケドニア共和国の鉄道旅行記【ビトラ~スコピエを中国製新型車両で移動】

北マケドニア共和国の鉄道事情 鉄道網は発達していない 北マケドニア共和国(2019年に政治的理由によって「マケドニア共和国」から国名変更)の鉄道は、周辺国と同様に路線も列車本数も少ない上に定時性も低く、移動手段としての利用価値はバスに大きく...
ヨーロッパ鉄道

ボスニア・ヘルツェゴビナの鉄道に乗る【モスタルからサラエボの乗車記】

ボスニア・ヘルツェゴビナの鉄道事情 鉄道インフラは貧弱 ボスニア・ヘルツェゴビナは旧ユーゴスラビア構成国の一つで、1990年代の紛争では最も凄惨な戦闘を経験した国でもあります。それ故に鉄道施設も破壊され、今でも設備はお粗末な状況にあります。...
ヨーロッパ鉄道

ウクライナの高速列車、インターシティ+でキエフからリヴィヴへ【予約方法・費用など】

広い国土を有し、長距離列車や国際列車も数多いウクライナの鉄道は、機関車索引による国旗と同じ色をした客車での旅となることが多いです。しかし、ウクライナにも最高速度160㎞で走るスマートな電車特急「インターシティ+」が運行されています。私はウク...
ドイツ・オーストリア・中欧

オーストリア国鉄ナイトジェット、2階建て車両デラックス個室寝台車の旅【予約方法と費用など】

日本では絶滅危惧種になってしまった夜行列車。西ヨーロッパでも運行が徐々に縮小されていることを知っている人もいるかもしれません。そんな中にあって、自国と周辺国との間でに多数の国際寝台列車を走らせているのがオーストリア国鉄です。「ナイトジェット...
ヨーロッパ鉄道

ザグレブからミュンヘンへ、夜行列車「リシンスキー」個室寝台車に乗車【予約や費用】

クロアチアの首都ザグレブから南ドイツの中心都市ミュンヘンまで、夜行列車が運行されています。列車種別は「ユーロナイト」、つまり国際寝台特急の意味で、「リシンスキー」の列車名がつけられています。これはクロアチア出身の作曲家の名前のようです。「リ...
幹線

【青春18きっぷ完全対応】中央本線普通列車で東京~名古屋を走破する【車窓・所要時間を解説】

東京から名古屋まで青春18きっぷで旅行する際、第一候補となるのは当然ながら東海道本線経由となります。しかし、もう一つの選択肢として中央本線回りのルートを本記事で紹介したいと思います。私自身、よく東京から中央本線経由の普通列車で名古屋・関西ま...
幹線

【稚内~旭川の乗車記】宗谷本線を特急「サロベツ」(ノースレインボー代走)利用で途中下車の旅

宗谷本線は、旭川駅から日本最北端の稚内駅を結ぶ路線です。一応「本線」の格付けはされて特急も走っていますが、特に名寄駅以北の輸送量が小さく、廃線の危機にも瀕している路線です。新旭川駅で石北本線を分けた後は、接続する路線は全て廃止されており、厳...
北海道の車両

主将にされた控え野手、キハ261系1000番台とその時代【普通車・グリーン車の車内や座席など】

キハ261系1000番台のプロフィール 「スーパーとかち」の高速化 1980年代半ばからは「バブル景気」や青函トンネル開通により、北海道への観光需要が高まります。そんな中、1981年に開通した石勝線ではトマムに代表される沿線のリゾート開発に...
北海道の車両

返り咲いた「ライラック」、789系基本番台とその時代【普通車・グリーン車の車内と座席】

789系基本番台のプロフィール 「スーパー白鳥」として登場 789系基本番台は、2002年の東北新幹線八戸延伸に合わせて、八戸~青森~函館間の特急「スーパー白鳥」用にデビューした特急電車車両です。それまで青函トンネルの旅客列車は、485系に...
スポンサーリンク