鉄道の旅

ローカル線

国鉄臭みなぎるレトロ特急、キハ185系特急「剣山」自由席の乗車記

1987年の国鉄民営化から間もなく40年。国鉄時代に設計・製造された車両の多くは引退し、生き残っている者でも原形をとどめないほどの整形手術(改造工事)が施されていることがよくある。国鉄車両の聖地と呼ばれた中国地方の普通列車でも最近は置き換え...
旅行術

個室感覚の2列座席、東京~徳島の豪華夜行バス「マイ・フローラ」号に乗る

費用が安くて時間を有効に使えるのが夜行バスだ。そんな魅力的にみえる夜行バスだが、致命的な欠点がその居住性だろう。私も学生時代はトイレ無し4列シートの格安バスをよく利用していたが、もう30代後半となれば翌日の活動に支障をきたすので、とてもでも...
旅行術

第四の選択肢、高速で快適な東京九州フェリーのツーリストSに乗船する

東京・九州間を移動する時、ほとんどの人は飛行機を使う。物好きな人は新幹線に乗るかもしれないし、時間と費用を節約するために夜行バスに乗るかもしれない。そして2021年に第四の選択肢として、横須賀港と新門司港(福岡県北九州市)の間に直通フェリー...
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旅行記

東京発四国・九州1日弾丸旅行③:2つの島の渡し舟、国道九四フェリーに乗る

2024年11月に鉄道と路線バスで四国を1周してから改めて地図を見た時、ルートから愛媛県西部の佐田岬半島がはみ出ていることに気付いた。ノコギリのような形をした長さ約40㎞の細長い半島である。2024年11月の四国一周ルート国土地理院の地図を...
旅行記

東京発四国・九州1日弾丸旅行②:路線バスとタクシーで四国最西端の佐田岬灯台へ

2024年11月に鉄道と路線バスで四国を1周してから改めて地図を見た時、ルートから愛媛県西部の佐田岬半島がはみ出ていることに気付いた。ノコギリのような形をした長さ約40㎞の細長い半島である。この不愉快な取り残しを処理すべく、翌2025年10...
旅行記

東京発四国・九州1日弾丸旅行①:「サンライズ瀬戸」「いしづち」「宇和海」で八幡浜へ

2024年11月に鉄道と路線バスで四国を1周してから改めて地図を見た時、ルートから愛媛県西部の佐田岬半島がはみ出ていることに気付いた。ノコギリのような形をした長さ約40㎞の細長い半島である。赤線が2024年11月のルート国土地理院の地図を加...
幹線

私鉄王国関西の猛者、新快速の有料座席Aシートで京阪神三都物語

ここ最近の鉄道業界の大きなトレンドとなったのが、都市部の通勤列車の有料着席サービスである。とりわけコロナ騒動を経て通勤スタイルが多様化したことで、この動きは一層強まった。スピードでは競合他社を圧倒する京阪神地区の新快速も、有料座席サービス「...
幹線

おおさか東線経由、土休日のみ運転の特急「まほろば」安寧編成に乗る

大阪から奈良までJR線を使って行く場合、たいてい選択肢としてあがるのは大和路快速だろう。しかし土休日限定で、車両・運行経路共に非常にユニークな特急「まほろば」が、大阪・新大阪~奈良を走っている。いつもとは違う特別な奈良旅行に出かけることにし...
ローカル線

廃止を防げ!、芸備線臨時快速「庄原ライナー」と無料シャトルバスで帝釈峡へ

ずっと前から懸念されていたことが、いよいよ現実味を帯びてきた。芸備線の廃線のことである。広島~備中神代びっちゅうこうじろを結ぶ芸備線のうち、利用が極端に少ない備後庄原びんごしょうばら~備中神代びっちゅうこうじろの在り方を議論する「再構築協議...
旅行記

十勝亜阿房列車⑥:崩壊しつつあるタウシュベツ川橋梁の見学ツアーに参加する

梅雨後半の日本の7月上旬は旅行に行きたくなる季節ではないが、梅雨がない北海道は例外である。他の地域よりは涼しいし、何より湿度が低いのでカラッとしていて過ごしやすい。そんなわけで2025年7月の第2週、私(185系)と元同僚で某寺院副住職の地...
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