2020-06

四国の車両

失敗は成功の母、2600系とその時代【普通車の車内など】

四国特急車両の世代交代 2000系の後釜 世界初の振り子式気動車として1989年に満を持して登場した2000系は、急曲線の多い各線で大いに力を発揮し、四国の鉄道の飛躍的な高速化を成し遂げました。その成功によって北海道や山陰などの地方幹線にも...
四国の車両

穏やかなれしおかぜ、8600系とその時代【普通・グリーン車の車内など】

新生JR第一期生の世代交代期に登場した 四国における2代目の特急電車 新幹線が岡山まで開業した1972年に登場した四国初の特急「しおかぜ」は、瀬戸内海と四国山地に挟まれた予讃線を走る四国の最重要列車です。1993年に松山を越えて伊予市まで電...
四国の車両

力強さを増したうずしお、N2000系とその時代【普通車の車内など】

高徳線特急「うずしお」で運用される 高徳線の高速化 香川県と徳島県の県都を結ぶ高徳線は、全線単線非電化(佐古~徳島の一駅分の区間は複線だが、実際には高徳線と徳島線の単線並列となっている)ながら沿線人口はそこそこ多く、四国の中では重要幹線の一...
四国の車両

電車化でクリーンになったしおかぜ、8000系とその時代【普通・グリーン車の車内など】

四国のフラッグシップ列車「しおかぜ」 予讃線の電化 1960年~70年代にかけて、全国各地の幹線・亜幹線では電化や複線化が進められていました。これは九州や北海道の道央地区も例外ではありませんが、そんな進歩の時代にあって唯一蚊帳の外だったのが...
四国の車両

大旋風となった南風、2000系とその時代【普通車・グリーン車の車内など】

本記事ではJR四国の2000系量産車について取り扱っています。改良型のN2000系については別記事で紹介しています。 2000系の歴史はJR四国と共にあり 四国の鉄道の高速化 1987年の国鉄民営化によって誕生したJR四国は、当初の悲観的な...
四国の車両

三年天下の国鉄特急車両、キハ185系とその時代【車内や座席など】

本記事ではJR四国のキハ185系について解説します。また、観光用に改造された編成についても、九州・四国ともに取り扱いません。 四国の次世代を担う新型車両 新生JR四国の経営基盤安定化 サッチャー首相やレーガン大統領を旗手として1970~19...
時刻表深読み

九州行きブルートレインの全盛期、1974年4月の時刻表が映す夢の跡

機関車に牽かれて夜の街道をひた走る青い寝台列車。今や過去のものとなりましたが、ブルートレインが最も活躍したのが東京~大阪~九州各地へ至る路線です。本記事では九州行きのブルートレインの絶頂期である1974年4月の時刻表より、その輝かしい姿を追...
時刻表深読み

ヨンサントオの白紙ダイヤ改正、複線電化された東北本線を時速120㎞で走る特急列車

昭和30年代~40年代にかけて、当時の国鉄では大規模なダイヤ改正が何度か行われました。その中でも代表的なものとして、「ヨン・サン・トオ」の白紙ダイヤ改正(昭和43年10月)があります。この改正では全国の幹線の複線化・電化、そして軌道強化が行...
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