座席

新幹線車両

西九州新幹線「かもめ」、N700Sとその時代【普通車の車内や座席など】

新幹線に昇級した「かもめ」 フリーゲージトレインを断念し通常の新幹線建設へ 2011年に九州新幹線(博多~鹿児島中央)が全線開業し、本格的な新幹線時代を迎えた九州。しかし、この歴史文化豊かな島にはもう1本の新幹線計画がありました。九州新幹線...
西日本の車両

関空特急「はるか」、281系とその時代【普通車・グリーン車の車内など】

関西空港アクセス特急「はるか」 好対照な「はるか」と南海の「ラピート」 関西第二の空港として開港した関西空港へのアクセス列車として、1994年に登場したのが281系です。関空アクセス特急は「はるか」と名付けられ、京都~関西空港で運転を開始し...
東海の車両

クールなサムライ「ひだ」、HC85系とその時代【普通車・グリーン車の車内や座席など】

「ひだ」「南紀」南北制覇を果たした新型車両 画期的なハイパワー気動車、キハ85系 国鉄民営化から間もない1989年、それまでの常識を覆す気動車が登場します。国鉄時代はディーゼルエンジンの技術開発が遅れており、気動車というと鈍重で電車よりも遅...
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ローカル線

廃止されゆく弱小な本線、留萌本線の乗車記【旧増毛駅までの廃線跡もバス利用】

留萌るもい本線は函館本線の深川駅から留萌駅に至る路線です。かつては港のある留萌を拠点に貨物輸送でも活躍しましたが、乗客の減少により留萌~増毛ましけが廃止されました。この先も段階を経て全線廃止されることが決まっています(後述)。 赤線が留萌本...
北海道の車両

年中開花のラベンダーとはまなす、キハ261系5000番台とその時代【車内と座席・ラウンジ】

観光列車・定期列車両方こなす多目的車両 高速化の挫折と「リゾート特急」の世代交代 日本離れした風景の雄大さを持つ北海道では、国鉄時代末期からJR発足間もない頃に、「リゾート特急」が相次いで登場しました。それらは外観の斬新さのみならず、ハイデ...
幹線

ゆふいんの森と普通列車で行く、久大本線の乗車記【旧豊後森機関庫や車窓について】

久大本線は鹿児島本線の久留米駅(福岡県)と日豊本線の大分駅を結ぶ路線です。途中にある日田や由布院は観光地としてもよく知られています。 久大本線を運転系統に従って3つの要素に分解すると じわじわと高度を上げながら由布院盆地に至る、大分~由布院...
東日本の車両

「サフィール踊り子」E261系とその時代【個室・プレミアムグリーン車の車内や座席など】

観光輸送に特化した「サフィール踊り子」 踊り子シリーズの進化 東京から熱海・伊豆半島へ向かうお馴染みの特急電車、「踊り子」が登場したのは1981年。新製された185系は普通列車にも使えるというコンセプトで、特急型車両としてはいかにも格落ちな...
私鉄有料特急

早すぎる引退、小田急50000形ロマンスカーVSEとその時代【展望席・サルーンの車内や座席など】

白いロマンスカーVSE 展望席はロマンスカーのアイデンティティーだった 「小田急」といえば「ロマンスカー」という言葉が連想されるくらいに、同社の特急列車のブランドイメージは高く、特に先頭車両の展望席に座って箱根に行くというのは一つのステータ...
私鉄有料特急

鳥取へ跳ぶスーパーはくと、智頭急行HOT7000系とその時代【普通車・グリーン車の車内や座席など】

京阪神~鳥取の鉄道復権を成し遂げた「スーパーはくと」 近いようで遠かった鳥取 国鉄が民営化された1987年当時、地図上では近く見える京阪神から鳥取への道は、鉄道にとっては遠い存在でした。京都から鳥取までは山陰本線の特急「あさしお」で4時間程...
新幹線車両

下克上を果たした「みずほ」、N700系(山陽・九州新幹線用)とその時代【普通車・グリーン車の車内など】

鹿児島まで繫がった新幹線 独自の進化を遂げた山陽新幹線車両 国鉄民営化後JR西日本の運営になった山陽新幹線(新大阪~博多)は、福岡空港のアクセスが非常に良好なことから、京阪神対九州でもトータルの所要時間では圧倒的優位とは言えませんでした。そ...
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