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私鉄

ゆら~り眺めて清流列車で行く長良川鉄道越美南線の旅【車窓やフリー切符の紹介】

長良川鉄道は高山本線の美濃太田駅から長良川に沿って北上し、終点の北濃駅に至る第三セクターの鉄道です。その名前が示す通り長良川の車窓が美しい路線で、途中には郡上八幡や美濃白鳥といった観光地も抱えています。 2021年9月上旬に美濃太田駅から「...
ローカル線

本土横断叶わず廃止の危機、越美北線で長閑な車窓の旅【福井~九頭竜湖】

越美北線は北陸本線の越前花堂駅(福井駅の一つ米原寄りの駅)から九頭竜湖くずりゅうこ駅に至る路線です。正式名称の他にも「九頭竜線」の愛称で知られています。川に沿って山奥へと分け入るローカル線で、途中に戦国時代の朝倉氏の遺跡がある一乗谷や、小京...
私鉄

能登半島の鉄道旅行、七尾線・のと鉄道普通列車と廃線区間をバスで輪島駅跡へ

能登半島の鉄道路線には、IRいしかわ鉄道(旧北陸本線)の津幡駅つばたから和倉温泉駅までの七尾線、及びそれに接続して穴水駅まで延びるのと鉄道があります。特にのと鉄道は、能登半島の風光明媚な景色を堪能させてくれる路線で、距離は短いながらも大変お...
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北海道の車両

【歴代車両と座談会】北海道の特急車両たちが開拓した激動の60年

厳しい経営環境の中で奮闘するJR北海道。その広い大地を駆ける特急車両は、限られた資源にもかかわらず、全国でも類を見ない程の実力者揃いです。彼らの足跡とその意義について、座談会を通じて探っていきたいと思います。進行役は私が務めました。 札幌駅...
時刻表深読み

鉄道が航空機に降伏した日、千歳空港駅開業で北海道の輸送体系が激変

国内で最も旅客数が多い航空路線は羽田・新千歳間で、コロナ前の2019年には年間800万人以上の利用客数を誇りました。(国土交通省)。北海道新幹線が新函館北斗まで開業した現在でも、東京から北海道に行く場合はほとんどの人が飛行機を選択するでしょ...
幹線

青春18きっぷで東海道本線を完走する【所要時間や混雑傾向、新幹線の使い方について】

東海道本線は東京駅を起点にして神戸駅(大阪駅ではない)に至る日本の大動脈です。それ故に、青春18きっぷでの「長距離都市間輸送」でも最も利用される路線ではないでしょうか? 私は生まれが兵庫県(阪神地区)、かつ大学生以来東京に住んでいる関係で、...
時刻表深読み

【ひかりライン】新幹線博多開業の光と影、1975年3月のダイヤ改正

1964年の東京~新大阪開業、その後1972年の岡山延伸を経て、東海道・山陽新幹線が関門海峡を越えて博多まで全通したのは1975年3月です。これによって日本経済の大動脈である太平洋ベルトが太いパイプで結ばれました。当時の時刻表から、新幹線博...
ローカル線

【水戸→郡山】復旧した水郡線の旅、常陸大子駅で駅弁「奥久慈しゃも弁当」を購入

水郡線は常磐線の水戸駅から東北本線の郡山の一つ手前の安積永盛駅あさかながもりに至る路線です。「奥久慈清流ライン」という愛称が示す通り、この路線の魅力は久慈川沿いの穏やかな風景にあります。2019年の台風の影響で部分運休していましたが、202...
時刻表深読み

【ひかりは西へ】中国・四国の交通革命となった1972年3月の新幹線岡山開業

岡山駅は山陽新幹線の主要駅であるだけでなく、山陰や四国へ向かう列車が発着する、まさに交通の十字路となっています。岡山駅が一大ターミナル駅としての性格を確固なものにしたのは、1972年3月の新幹線岡山開業です。中国・四国地方を巡る鉄道の流れが...
時刻表深読み

【1961年10月の時刻表】サンロクトオの白紙ダイヤ改正、キハ82が特急網を全国に広げる

今から60年前の1961年10月、戦後の経済成長に伴う需要急増を受け、国鉄(現在のJR)で歴史に残るダイヤ改正が行われました。その規模の大きさと昭和36年10月に行われたことから、「サンロクトオの白紙ダイヤ改正」とも呼ばれています。「白紙ダ...
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