グリーン車

幹線

40年ぶりの新型車両、273系特急「やくも5号」乗車記【車窓・混雑度など】

2024年4月、山陽と山陰を結ぶ特急「やくも」に新型車両273系が投入されました。1982年の伯備線電化以来、実に42年ぶりの新車です。乗り心地が悪いことで有名だった従来の381系と比べて、新型の273系は同じ振り子式車両ながら格段に乗り心...
幹線

快速マリンライナー17号、2階席グリーン車の乗車記【車内・予約など】

3つ存在する本州四国連絡橋のうち、最初に開業した瀬戸大橋には鉄道も通っています。そして瀬戸大橋を隔てて隣接する県都、岡山と高松を結ぶのが連絡船の後継者である快速「マリンライナー」です。この列車には2階建て車両が連結されており、2階はグリーン...
西日本の車両

関空特急「はるか」、281系とその時代【普通車・グリーン車の車内など】

関西空港アクセス特急「はるか」 好対照な「はるか」と南海の「ラピート」 関西第二の空港として開港した関西空港へのアクセス列車として、1994年に登場したのが281系です。関空アクセス特急は「はるか」と名付けられ、京都~関西空港で運転を開始し...
スポンサーリンク
東海の車両

クールなサムライ「ひだ」、HC85系とその時代【普通車・グリーン車の車内や座席など】

「ひだ」「南紀」南北制覇を果たした新型車両 画期的なハイパワー気動車、キハ85系 国鉄民営化から間もない1989年、それまでの常識を覆す気動車が登場します。国鉄時代はディーゼルエンジンの技術開発が遅れており、気動車というと鈍重で電車よりも遅...
東日本の車両

「サフィール踊り子」E261系とその時代【個室・プレミアムグリーン車の車内や座席など】

観光輸送に特化した「サフィール踊り子」 踊り子シリーズの進化 東京から熱海・伊豆半島へ向かうお馴染みの特急電車、「踊り子」が登場したのは1981年。新製された185系は普通列車にも使えるというコンセプトで、特急型車両としてはいかにも格落ちな...
幹線

【陰陽連絡線の白眉】特急やくもパノラマグリーン車利用、伯備線の乗車記

伯備線は山陽本線倉敷駅と、山陰本線伯耆大山駅(米子駅から2つ東の駅)を結ぶ路線です。新幹線と接続した特急「やくも」が運転され、山陽と山陰を横断する陰陽連絡線のうち、最も重要なルートとして機能しています。 2021年10月、岡山駅から普通列車...
私鉄有料特急

鳥取へ跳ぶスーパーはくと、智頭急行HOT7000系とその時代【普通車・グリーン車の車内や座席など】

京阪神~鳥取の鉄道復権を成し遂げた「スーパーはくと」 近いようで遠かった鳥取 国鉄が民営化された1987年当時、地図上では近く見える京阪神から鳥取への道は、鉄道にとっては遠い存在でした。京都から鳥取までは山陰本線の特急「あさしお」で4時間程...
幹線

キハ85系特急「ひだ」グリーン車と普通列車利用、高山本線の旅【車窓の左右や見所】

高山本線は岐阜駅から本土を横断して、日本海側の富山駅に至る路線です。その魅力は何といっても深い山と谷の景色にありますが、古い町並みが残る飛騨高山や名湯の下呂など観光地も沿線に抱えるため、外国人観光客からは「サムライルート」として知られている...
新幹線車両

下克上を果たした「みずほ」、N700系(山陽・九州新幹線用)とその時代【普通車・グリーン車の車内など】

鹿児島まで繫がった新幹線 独自の進化を遂げた山陽新幹線車両 国鉄民営化後JR西日本の運営になった山陽新幹線(新大阪~博多)は、福岡空港のアクセスが非常に良好なことから、京阪神対九州でもトータルの所要時間では圧倒的優位とは言えませんでした。そ...
新幹線車両

最高を目指した「のぞみ」、N700Sとその時代【普通車・グリーン車の車内や座席など】

N700系ブランドの最高峰 N700(A)系のフルモデルチェンジ車両 東海道・山陽新幹線の次世代車両として2007年に営業開始したN700系は、その快適性により支持を集め、たちまちのうちに主役に躍り出ました。車体傾斜システムにより、継続して...
スポンサーリンク