やくも

幹線

40年ぶりの新型車両、273系特急「やくも5号」乗車記【車窓・混雑度など】

2024年4月、山陽と山陰を結ぶ特急「やくも」に新型車両273系が投入されました。1982年の伯備線電化以来、実に42年ぶりの新車です。乗り心地が悪いことで有名だった従来の381系と比べて、新型の273系は同じ振り子式車両ながら格段に乗り心...
旅行記

【山陰亜阿房列車】引退間近の381系特急「やくも7号」で松江へ【予約方法・車内など】

1982年の伯備線電化以来、40年以上に渡って国鉄型車両で運転されてきた特急「やくも」。2024年にようやく新型車両が投入されることが決まりました。新型車両に乗るのは楽しみだが、一方で引退が迫る車両にも乗り納めしなければならぬと、2023年...
時刻表深読み

【戦後鉄道の白銀時代】2001年10月の時刻表に見る在来線高速化の最盛期

1987年の国鉄分割民営化以来、JR各社は新型車両導入や線路改良によって、目覚ましいスピードアップを実現させました。発足したばかりの新会社の勢いは好景気の波に乗り、技術革新の面では停滞していた感のある国鉄末期の鬱憤を晴らすような、現在では考...
幹線

【陰陽連絡線の白眉】特急やくもパノラマグリーン車利用、伯備線の乗車記

伯備線は山陽本線倉敷駅と、山陰本線伯耆大山駅(米子駅から2つ東の駅)を結ぶ路線です。新幹線と接続した特急「やくも」が運転され、山陽と山陰を横断する陰陽連絡線のうち、最も重要なルートとして機能しています。2021年10月、岡山駅から普通列車に...
西日本の車両

【歴代車両と座談会】山陽と山陰、縦横に走った特急列車の歴史で紐解く中国地方

中国地方、特に山陰地方には、環境・役割も様々な特急列車が運転されてきました。戦後に特急として活躍した車両たちとの対話を通じて、これまでの歴史を振り返ってみたいと思います。議長は私が勤めます。2021年10月某日、岡山駅にて議長:本日はお集ま...
時刻表深読み

【ひかりは西へ】中国・四国の交通革命となった1972年3月の新幹線岡山開業

岡山駅は山陽新幹線の主要駅であるだけでなく、山陰や四国へ向かう列車が発着する、まさに交通の十字路となっています。岡山駅が一大ターミナル駅としての性格を確固なものにしたのは、1972年3月の新幹線岡山開業です。中国・四国地方を巡る鉄道の流れが...
西日本の車両

「やくも」に残りの力を傾ける、381系とその時代【普通車・グリーン車の車内や座席など】

381系は国鉄時代に開発され、1973年より営業運転を開始した日本初の振子型車両です。国土が山がちで曲線の多いわが国の在来線において、スピードアップのカギとなる曲線通過速度向上を実現させた車両です。日本初の振子式車両として登場中央西線の「し...
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