ローカル線 【中途半端こそが個性】特急スーパーおきと普通列車で行く山口線の乗車記 山口線は山陽本線の新山口駅と、山陰本線の益田駅(島根県の最西部)を結ぶ路線です。中国地方の山陽と山陰を繋ぐ陰陽連絡線の一つで、途中には山陰の小京都で知られる津和野があります。また、「SLやまぐち」が運転されていることでも有名です。 ... 2021.11.18 ローカル線鉄道の旅
幹線 【陰陽連絡線の白眉】特急やくもパノラマグリーン車利用、伯備線の乗車記 伯備線は山陽本線倉敷駅と、山陰本線伯耆大山駅(米子駅から2つ東の駅)を結ぶ路線です。新幹線と接続した特急「やくも」が運転され、山陽と山陰を横断する陰陽連絡線のうち、最も重要なルートとして機能しています。 2021年10月、岡山駅から... 2021.11.09 幹線鉄道の旅
西日本の車両 【歴代車両と座談会】山陽と山陰、縦横に走った特急列車の歴史で紐解く中国地方 中国地方、特に山陰地方には、環境・役割も様々な特急列車が運転されてきました。戦後に特急として活躍した車両たちとの対話を通じて、これまでの歴史を振り返ってみたいと思います。議長は私が勤めます。 2021年10月某日、岡山駅にて ... 2021.10.27 西日本の車両鉄道車両とその時代
私鉄有料特急 鳥取へ跳ぶスーパーはくと、智頭急行HOT7000系とその時代【普通車・グリーン車の車内や座席など】 京阪神~鳥取の鉄道復権を成し遂げた「スーパーはくと」 近いようで遠かった鳥取 国鉄が民営化された1987年当時、地図上では近く見える京阪神から鳥取への道は、鉄道にとっては遠い存在でした。京都から鳥取までは山陰本線の特急「あさし... 2021.10.14 私鉄有料特急鉄道車両とその時代
時刻表深読み 【ひかりは西へ】中国・四国の交通革命となった1972年3月の新幹線岡山開業 岡山駅は山陽新幹線の主要駅であるだけでなく、山陰や四国へ向かう列車が発着する、まさに交通の十字路となっています。岡山駅が一大ターミナル駅としての性格を確固なものにしたのは、1972年3月の新幹線岡山開業です。中国・四国地方を巡る鉄道の流れ... 2021.06.06 時刻表深読み
時刻表深読み 【1961年10月の時刻表】サンロクトオの白紙ダイヤ改正、キハ82が特急網を全国に広げる 今から60年前の1961年10月、戦後の経済成長に伴う需要急増を受け、国鉄(現在のJR)で歴史に残るダイヤ改正が行われました。その規模の大きさと昭和36年10月に行われたことから、「サンロクトオの白紙ダイヤ改正」とも呼ばれています。「白紙... 2021.06.02 時刻表深読み
西日本の駅 広大なホームの下関駅とその旧駅の跡を辿る 昔の雰囲気を残す下関駅 長いホーム 下関駅に降り立ってまず感じるのは、気の遠くなりそうなホームの長さでしょう。比較的長い山陽本線の列車でもだいたい4両編成くらいですが、15両の長大編成の列車も十分停まれるほどの長さです。 ... 2020.04.29 西日本の駅駅見学
旅行術 青春18きっぷで大阪から九州(下関)へ行くルートを比較【車窓・所要時間など】 青春18きっぷを利用して関西から九州への行き方をまとめました。在来線だと下関から先は関門トンネルを通るだけなので、山陽本線と山陰本線が事実上合流する下関までのルートを比較検討します。 山陽線 山陽本線を軸として、途中の区間では... 2020.04.23 旅行術鉄道の旅
西日本の車両 逆風に立ち向かうはまかぜ、キハ189系とその時代【普通車の車内や座席など】 「はまかぜ」の新型車両 山陰本線でも進むディーゼル特急の世代交代 山陰本線で長らく使用されてきた国鉄型のキハ181系も、2001年のキハ187系の登場によって運用範囲は大幅に狭まり、2005年に益田~小倉間の特急「いそかぜ」が... 2020.03.15 西日本の車両鉄道車両とその時代
西日本の車両 しらさぎの卵から生まれたこうのとり、289系とその時代【グリーン車の車内や座席】 683系を改造した289系 新幹線の延伸で北陸本線特急の運転体系が一変 沿線に福井・金沢・富山などの都市を持つ北陸本線は、大阪からは「サンダーバード」(かつては「雷鳥」「白鳥」もあった)、名古屋からは「しらさぎ」、そして東京か... 2020.03.11 西日本の車両鉄道車両とその時代