2022

ローカル線

車内販売付き快速ノサップ、花咲線の乗車記【車窓の左右や混雑傾向・絶景区間など】

花咲線は北海道の根室本線のうち、東端の釧路~根室間の路線愛称です。花咲線の魅力は、道東ならではの雄大な車窓に尽きます。特に、後ほど紹介する2つの絶景ポイントはよくポスターの写真に使われます。この路線の内容を地理的に綺麗に区切るのは難しいので...
北海道の車両

年中開花のラベンダーとはまなす、キハ261系5000番台とその時代【車内と座席・ラウンジ】

観光列車・定期列車両方こなす多目的車両 高速化の挫折と「リゾート特急」の世代交代 日本離れした風景の雄大さを持つ北海道では、国鉄時代末期からJR発足間もない頃に、「リゾート特急」が相次いで登場しました。それらは外観の斬新さのみならず、ハイデ...
東日本の車両

【歴代車両と座談会】奥羽越列車同盟!東北地方を開発した特急・新幹線車両たち

東北・上信越地方の鉄道網は1960年~1970年代に劇的な改良がなされ、1982年に開通した新幹線も着実な高速化が行われています。私が議長を務め、これまでの歩みをミニ新幹線を含む歴代特急車両と共に振り返ります。 2022年6月某日、上野駅に...
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時刻表深読み

「ダイヤ改悪」が始まった日、ゴーサントオのダイヤ改正で特急がスピードダウン

1978年10月2日、国鉄で「ゴーサントオ」(昭和53年10月)と呼ばれるダイヤ改正が行われました。白紙ダイヤ改正といわれる割には主要プロジェクトが紀勢本線電化のみだったゴーサントオが、鉄道史に記憶される理由はその象徴的な意味合いです。 今...
時刻表深読み

【40周年を迎えた緑の高速鉄道】1982年東北・上越新幹線開業時の時刻表を読む

今(2022年)から40年前の1982年、東北・上越新幹線が開業しました。それまで太平洋ベルトにしかなかった高速鉄道が新潟や東北にもやって来たことは、日本の国土開発にとって重要な意義を持つ出来事でした。当時の時代背景は 高度経済成長が終わり...
幹線

【青春18きっぷ対応】奥羽本線を全線普通列車で走破【車窓の左右や見所を解説】

奥羽本線は福島駅から山形駅・秋田駅を経て青森駅に至る路線です。東北本線の盛岡~青森が第三セクター化された現在、青春18きっぷを利用して普通列車だけで青森に辿り着く最短ルートとなっています。途中に山形新幹線・秋田新幹線が介在しつつも閑散とした...
ローカル線

臨時快速「湯けむり号」指定席でいく、陸羽東線の乗車記【車窓や見所について】

陸羽東線は東北本線の小牛田駅(宮城県)と奥羽本線の新庄駅(山形県)を結ぶ路線です。東北地方の背骨である奥羽山脈を横断する、所謂「肋骨線」の一つに数えられます。「奥の細道湯けむりライン」という愛称名が示す通り、陸羽東線の魅力は山越えの景色と、...
ローカル線

意外と速いローカル快速「最上川」、陸羽西線の乗車記【車窓の左右など】

陸羽西線は奥羽本線の新庄駅と、羽越本線の余目駅あまるめとを結ぶ山形県の路線です。沿線の見所である最上川に導かれて、新庄盆地と庄内平野を繋ぎ、「奥の細道最上川ライン」という愛称でも知られています。短い路線ではありながら、「緩ー急ー緩」の3部形...
ローカル線

飯田線を普通列車で7時間全線完乗、秘境と山岳の旅【車窓の左右・混雑や見所など】

飯田線は東海道本線の豊橋駅(愛知県)と、中央本線の辰野駅(長野県)を結ぶ路線です。元は4つの私鉄から成るのを戦時中に国有化したので、地形に忠実に線路が建設されており、天竜川の谷やアルプスの山々の車窓を存分に楽しむことができます。 飯田線を4...
幹線

時代に翻弄される石炭輸送線、筑豊本線全区間の乗車記【車窓や設備の見所を解説】

筑豊本線は若松駅から折尾駅・直方駅のおがたを経て鹿児島本線の原田駅はるだに至る路線です。1950年代までは筑豊炭田の石炭を輸送する重要な役割を果たしましたが、エネルギー革命以降は複線化された設備も手持ち無沙汰となり、枝分かれする支線の多くが...
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